「練習場には行かないけど、ラウンドだけは月3〜4回行く」というスタイルでゴルフをやっている人は多い。私もそのタイプだ。営業職で時間がないため、練習場より先にコースを優先してきた。
結論から言うと、ラウンド頻度はスコアに直接影響する。ただし、ただラウンド数を増やせばいいわけではない。276ラウンドを振り返って気づいたことを整理したい。
ラウンド記録から見えた頻度の変化
276ラウンドの日付データを月別に整理すると、ラウンド頻度には明確な波がある。
2021年5〜11月は月平均3〜4回のラウンドがあり、ゴルフへの集中度が高かった。2022年は同様に月複数回をコンスタントに維持。2023年春以降も月2〜4回のペースが続いている。
| 時期 | 月平均ラウンド数 | スコア傾向 |
|---|---|---|
| 2021年後半 | 約3〜4回 | 体の感覚が安定 |
| 2022年通年 | 約2〜4回 | スコアが徐々に向上 |
| 2023年 | 約3〜4回 | ベストスコア78打達成 |
| 2024〜2025年 | 約2〜3回 | 安定した80台 |
2023年がベストスコア78打を記録した年でもあり、この年は特にラウンド頻度が高く保たれていた。頻度とスコアには確かに相関関係がある。
月2回と月4回でどう違うか
月2回と月4回のラウンドでは、スコアに対してどんな違いが出るのか。
月2回(年間24ラウンド)の場合: ラウンドとラウンドの間隔が2週間以上空くため、毎回「慣らし運転」が必要になる。最初の3〜4ホールは感覚を掴むためのホールになりがちで、序盤に無駄なオーバーパーを作ってしまう。ただし、これ以下(月1回以下)と比べると格段にコース感覚は維持できる。
月4回(年間48ラウンド)の場合: 毎週ラウンドしている感覚で、コースでの体の動き・距離感・グリーンの読み方が「生きた感覚」として維持される。前のラウンドの反省を次のラウンドですぐに試せるため、改善のサイクルが速い。また、「このホールはこう攻めると良い」というコース攻略の記憶が蓄積されやすい。
月4回と月2回では、年間スコアの安定度が明確に違う。特に「崩れにくさ」に差が出る。月4回ラウンドできていた時期は、100以上を叩くラウンドがほぼゼロになっていた。
「練習なしでもラウンドだけで上達するか」への答え
正直に言う。ある程度のレベルまでは、練習なしでもラウンドを重ねるだけで上達する。しかし、一定の壁を超えるには技術的な改善が必要になる。
ラウンドだけで伸びる部分:
- コースマネジメント(どこに打てば有利か)
- 距離感(特にアプローチとパット)
- メンタルの安定(崩れてもリカバリーできる)
- コース読み(傾斜・風・芝目の判断)
ラウンドだけでは伸びにくい部分:
- スイングの根本的な欠点の修正
- 特定の状況(深いラフ、バンカー、傾斜地)での対処法
- 飛距離の改善
私の場合、スクール2年間(Aプロ2回、Kプロ1回、Fプロ1回)の経験が、ラウンドとの相乗効果を生んだと感じている。スクールで学んだ技術をラウンドで試す、というサイクルが最も効率的な上達方法だった。
ラウンドの「質」を上げる意識
ラウンド頻度を増やすだけでなく、1回のラウンドから最大限に学ぶ姿勢も重要だ。
ラウンド中にやること:
- 大叩きしたホールの原因を即座に分析する
- 「うまくいったショット」の感覚を体に記憶させる
- パット数・OB数・バンカー入り数などを把握する
ラウンド後にやること:
- スコアカードの内容を記録に残す(私はブログに書いている)
- 同じミスが繰り返されていないかを確認する
- 次のラウンドで試す1〜2個の課題を設定する
ラウンド後にブログを書くことは、実は非常に効果的な振り返りになっている。「あのホールであの判断をした」という事実を言語化することで、課題が明確になる。276ラウンドを記録し続けてきたことが、自分のゴルフの「データベース」になっている。
現実的な「週1ゴルフ」の効果
月4回(週1)のラウンドを1年間続けると、年間48ラウンドになる。このペースを3年続けると150ラウンド以上になる。ここまでくると、アマチュアゴルファーとしては相当の経験値が積み重なる。
ただし、週1ゴルフは時間的・経済的に維持が難しい。現実的なゴールは「月3回ペース(年間36ラウンド)を最低ラインにする」ことではないかと思っている。このペースなら、スコアが大きく後退することなく、少しずつ前進し続けることができる。
締めの一言: ラウンドは最高の練習場だ。月2回と月4回のどちらが上達するかは明白——でも大事なのは「回数」だけでなく、1回1回から何を学ぶかだ。