ラウンドで悩む50代の方、こんな経験はありませんか?
- フェアウェイの傾斜から打つと、ダフったりシャンクしたりする
- 平らな練習場では打てるのに、傾斜になると途端に崩れる
- 傾斜でどっちに曲がるか分からず、毎回大きく外す
コースは練習場と違って、ほとんどが傾斜です。傾斜の打ち方を知っているかどうかで、スコアは大きく変わります。今回は4つの傾斜別に、崩れないための基本を共有します。
なぜ傾斜は難しいのか
平地と同じスイングをすると、傾斜では最下点と打ち出し方向がズレるからです。大事なのは「傾斜なりに構えて、曲がりを計算に入れる」こと。力でねじ伏せようとすると必ず崩れます。
4つの傾斜それぞれに「曲がる方向」と「調整」があります。順に見ていきます。
①つま先上がり|ボールは「左」へ飛ぶ
ボールが足より高い位置にあるライ。クラブが横振りになり、ボールは左へ飛びやすい。
- 狙いは目標より右にとる
- クラブを短く持つ(ボールが近いぶん)
- 振りすぎず、コンパクトに
②つま先下がり|ボールは「右」へ飛ぶ
ボールが足より低い位置にあるライ。前傾が深くなり、ボールは右へ飛びやすく、ダフリやすい。
- 狙いは目標より左にとる
- 膝を深く曲げて、最後まで前傾をキープ
- 体を起こさない(起きるとトップ・シャンクの原因)
③左足上がり|ボールは「高く・短く」飛ぶ
左足が高い上り傾斜。ボールが高く上がって飛距離が落ちる。
- 番手を1〜2番手大きくする(7Iではなく5〜6I)
- 体重はやや右足(山側)、傾斜なりに構える
- 球は左に出やすいので、やや右狙い
④左足下がり|ボールは「低く」出る
左足が低い下り傾斜。一番難しい傾斜で、ボールが上がりにくく右へ出やすい。
- 上げようとしない(すくうと最悪のトップ)
- 体重は左足(谷側)、傾斜に沿って振り抜く
- ロフトのあるクラブを選び、狙いは左め
まとめ
傾斜は「逆らわず、曲がりを計算に入れる」のが基本です。
- つま先上がり=左へ → 右を狙う/短く持つ
- つま先下がり=右へ → 左を狙う/膝を曲げてキープ
- 左足上がり=高く短い → 番手を上げる
- 左足下がり=低く右へ → 上げようとしない
傾斜で無理をして大叩きするのが一番もったいない。守る判断は ダブルボギー以下に収める4つの設計 に、アイアンの当たりを安定させる方法は アイアンのダフリ・トップの直し方 に、コースタイプ別の戦略は 丘陵・林間・平坦コース別の戦略 にまとめています。
傾斜は力でねじ伏せる場所ではなく、曲がりを計算して付き合う場所だ。4つの傾斜の「クセ」を覚えるだけで、コースでの大叩きは確実に減る。