Par5は『稼ぐ』より『守る』が正解|52歳サラリーマンが276ラウンドで分析した、大叩きを防ぐ3つの実戦ルール

Par5は「チャンス」か「罠」か——52歳サラリーマンが276ラウンドのデータで分析したロングホール攻略法。大叩きが生まれる2つの原因と、2オン狙いを捨てて3オン設計に切り替える3つの実戦ルールを、実例と共に公開します。

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50代に入ってから、こんな悩みありませんか?

  • Par5で2オン狙いをして、毎回のように大叩きしてしまう
  • 「Par5でバーディー取りたい」と力んだ結果、ボギーすら取れない
  • 18ホール中4本のPar5が、スコアの足を引っ張っている

私も52歳の現役サラリーマンとして、長年「Par5=稼ぎどころ」と勘違いしてきました。今回は、276ラウンドのスコアカードを分析して掴んだ 「Par5は稼ぐより守るが正解」 という事実と、大叩きを防ぐ 3つの実戦ルール を共有します。

Par5は「チャンス」か「罠」か|276ラウンドで見えた相反する現実

ゴルフコースには必ずPar5があります。Par72のコースなら18ホール中4本。この4ホールをどう戦うかが、80台か90台かを分けます

276ラウンドのスコアカードを眺めると、Par5には明確な二面性があります。

  • バーディーが生まれるのも大抵Par5(短い距離・3オン設計のホール)
  • 8打・9打の大叩きが生まれるのも同様にPar5(無理な2オン狙い)

つまりPar5は 「チャンス」と「罠」が表裏一体のホール なのです。

そして50代になってから痛感しているのが、「チャンス」より「罠」に転がる確率の方が圧倒的に高い ということ。飛距離が落ち、リカバリー力も落ちている50代の体では、Par5での攻めはコスパが悪い。「稼ぐ」より「守る」が正解になるのです⛳。

Par5のスコアパターン|276ラウンドで集計した実態

スコアカードから特徴的なPar5のスコアを抜き出してみました。

ラウンドホール距離スコア内容
浅見GC 2025/8北5番 Par5549y8打(+3)3打目寄せミス連発
ノースショアCC 2025/810番 Par56打(+1)安定したボギー
G5かさまフォレスト 2025/8後半Par5バーディー短い距離での積極策
G5かさまフォレスト 2025/10OUT5番488y4打(-1)バーディー成功
カバヤGC 2023/10(78打)桜7番 Par55打(パー)3オン設計

実態は「Par5はボギーが普通、稀にバーディー、しかし時々大叩き」というのが正直な現実です。

276ラウンドでPar5の平均スコアを取ると、約5.6打(+0.6)。つまり全体としては「ボギーペース」が標準です。バーディーが出るのは年に数回、大叩り(+3以上)は1ラウンドに0〜1回。

この 「平均はボギーで充分」 という現実を受け入れることが、Par5攻略の出発点です。

なぜPar5で大叩きが起きるのか|2つの典型パターン

276ラウンドで記録したPar5の大叩り(+3以上)を振り返ると、ほぼ2つのパターンに集約されます。

パターン①|無理な2オン狙い

残り220〜250yをウッドで強行した結果、OBや池に入れて+3以上になるケース。特に2打目地点から木の間を抜けようとする選択が多い。

「Par5だから2オンを狙う」という思考が大叩きの最大の原因 です。

実例:浅見GC北5番(549y)で 8打(+3) を叩いたラウンドでは、2打目を強振してラフに入れ、3打目も届かず、4打目でようやくフェアウェイに戻りました。「諦めて刻む」判断が1打早ければ6打(+1)に収まっていたはず。

パターン②|3打目アプローチのミス

3打目をグリーンに直接乗せようとして、バンカーや深いラフに入れるケース。その後の脱出に苦労して大叩きに発展します。

「グリーンから30y以内に3打目を置く」という目標に切り替えるだけで、Par5の平均スコアは大きく改善できます。

これら2つに共通するのは、「Par5は積極的に攻めるホール」という前提の誤り。50代の体力と精度では、攻めるほどリスクが上がります。

Par3・Par4・Par5|ホールタイプ別の崩れ方比較

276ラウンドのデータを整理すると、Par4とPar5では崩れ方の性質が違うことがわかります。

ホール種別最多スコア大叩き(+3以上)の頻度バーディーの頻度主な大叩き原因
Par3+1(ボギー)少なめ稀(短いホールのみ)ティーショットOB
Par4+1〜+2中程度少ないティーショットOB
Par5+1〜+2多め最も多い距離への欲・2オン狙い

注目すべきは Par5の崩れ方 です。Par4で大叩きが出るのは主にティーショットのOBが原因ですが、Par5の大叩きは「距離への欲」が引き金 になっていることが多い。

「Par5は距離があるから、まだ挽回できる」という錯覚が生まれやすいのです。しかし実際には、距離があるほど 挽回できる回数は少ない。1ホールで打てるのは最大4〜5打で、その中でリカバリーするのは至難の技です。

「Par5は挽回しにくいから攻めるな」 ——これが276ラウンドが教えてくれた逆説的な真実です。

Par5攻略の『3つの実戦ルール』

276ラウンドのデータから導き出した、Par5での大叩きを防ぐ3つの具体的なルールです。

ルール①|2打目はフェアウェイウッドを使わない(残り220y以上の場合)

残り220y以上の2打目は、ユーティリティか5番アイアン で確実にフェアウェイに置く。飛距離より方向性を優先 する。

2オンを狙えるのは「残り200y以内 かつ フェアウェイにボールがある」という2条件が揃った時だけ。それ以外は 3オン設計 に切り替えます。

このルールに変えてから、私のPar5での+3発生率が 半分以下 に下がりました。

ルール②|3打目の目標は「グリーンから20〜30y」

3打目でグリーンオンを 狙わない。グリーン手前20〜30yのエリアにボールを置くことだけを考える。そこからアプローチでパーやバーディーが狙えます。

「グリーンに乗せる」ではなく 「グリーン周辺に置く」 に発想を変える。これだけで3打目のミスが激減します。

ルール③|バーディーが取れたPar5の共通パターンを記録する

私の70台ラウンドで出たPar5バーディーには、明確な共通点がありました。

  • 距離が短い(450〜490y程度)
  • 2打目地点が広いフェアウェイ
  • 3打目が80y以下の好位置

逆に大叩きが出るのは、これらの条件が揃わないPar5。「攻められるPar5」と「守るべきPar5」を事前に区別 することが、Par5攻略の最も実戦的な技術です。

ベスト76打を出した2025年9月のPGM武蔵では、後半OUT2番Par5でバーディーを取りました。これも「短い・広い・3打目が短い」という条件が揃ったホールでの結果でした。

ラウンド前にスコアカードを見て「攻めるPar5」を1〜2本決めておく習慣が、年間バーディー数を確実に増やしてくれます。

まとめ|52歳サラリーマンがPar5で「稼がず守る」5箇条

276ラウンドのデータと3つの実戦ルールから見えた、「Par5で稼がず守る5箇条」をまとめます。

  • 「Par5=稼ぎどころ」の前提を捨てる:平均ボギーで充分という現実を受け入れる
  • 残り220y以上の2打目はFW不使用:UT or 5Iでフェアウェイキープを最優先
  • 3打目は「グリーン周辺20〜30y」を目標にする:直接乗せに行かない3オン設計
  • 「攻めるPar5」を事前に1〜2本だけ決めておく:短く・広く・3打目短いホールに限定
  • 大叩きが出たPar5は次回から「守る」リストに移す:失敗パターンの記録が次の改善になる

22年・276ラウンドが教えてくれたのは、Par5に「積極策」が通用するのは、前後半で大叩きが出ていない安定ラウンドだけ だということ。

スコアを崩しているときは守り、スコアが安定しているときだけ攻める——この 「状況判断」 こそが、Par5攻略の最大の武器です。

50代になってから、私は4本のPar5を「攻める1本+守る3本」と決めるようになりました。これだけでPar5の平均スコアが0.5打改善し、ラウンド全体で2打縮まる効果がありました。

Par5は「稼ぐホール」ではなく「守るホール」だ。守りに徹したPar5こそが、80台への扉を開く。


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