Par4の失点パターンは3つだけだった|52歳サラリーマンが276ラウンドで分析した、ボギーオン2パットを習慣化する4つの設計

18ホール中10〜11本がPar4——スコアの6割を決めるホールで、失点パターンは3つに集約される。52歳サラリーマンが276ラウンドで分析したPar4の失点構造と、ボギーオン2パットを習慣化する4つの実戦設計を、Aプロの教えと共に公開します。

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50代に入ってから、こんな悩みありませんか?

  • Par3とPar5は何とかなるのに、Par4でスコアを崩している気がする
  • 「ボギー」を取ろうとして、結局ダブルボギー・トリプルが頻発する
  • ティーショット〜アプローチまでの3〜4打で、何打使うか毎回違う

私も52歳の現役サラリーマンとして、長年「Par4で叩く問題」に苦しんできました。今回は、276ラウンドのスコアカードで分析した 「Par4の失点パターンは3つだけ」 という事実と、ボギーオン2パットを習慣化する4つの設計 を共有します。

18ホール中10〜11本がPar4|276ラウンドが教えた「Par4が全てを決める」事実

ゴルフコースの構成を見ると、多くのコースは:

  • Par4:10〜11本(約60%)
  • Par3:4本(約22%)
  • Par5:3〜4本(約18%)

つまり、18ホールのスコアの6割はPar4で決まる 計算です⛳。

Par3で +1 抑えても、Par5で攻めても、Par4で +2〜+3を打ったら台無し。逆にPar4でボギー(+1)が安定すれば、Par3とPar5の波があっても80台に収まります。

276ラウンドのデータを振り返ると、90台で止まるラウンドのほぼ全てで、Par4のダブルボギー以上が3〜4個 出ていました。逆に85打以下の好スコアラウンドでは、Par4のダブルボギー以上は1〜2個以内。

「Par4で何打打ったか」が、その日のスコアの 8割を決めている と言っても過言ではありません。

そして救いなのは、Par4の失点パターンが たった3つに集約される こと。原因が3つしかないなら、対策も明確に立てられます。

Par4の失点パターンは『3つだけ』だった|276ラウンドの分析

276ラウンドのスコアカードで、Par4の +2 以上のホールを振り返ると、ほぼ3パターンに集約されます。

パターン①|ティーショットのOB・池ポチャ

飛距離を出そうとしてドライバーを力いっぱい振り、OBや池に入れる。打ち直しで実質3打目をフェアウェイから打つことになり、最低でもダブルボギー、最悪はトリプル以上に。

Par4での大叩りの最大の原因 がここ。ティーショット1本で +2〜+3 が確定する仕組みです。

パターン②|セカンドでグリーンを狙いすぎる

残り150ヤードから「乗せよう」と無理をして、深いラフや斜面、バンカーに打ち込む。アプローチが難しくなり、結果3オン2パットのダブルボギー。

「ボギーで充分」と決めていれば、グリーン手前に置いてアプローチで寄せワンも狙える。「乗せる欲」が失点を生む 典型パターンです。

パターン③|アプローチのミス(オーバー→3パット)

グリーン近くまで来ているのに、アプローチをザックリやトップしてグリーンをオーバー。そのまま往復ビンタになって3パット、4パット。

「あと一歩」のところで失点する最も悔しいパターン。 50代の体は、繊細なロブショットの再現性が落ちているので、転がせる選択肢を持っているかが鍵になります。

これら3パターンに共通するのは、全て「欲張り」が原因 ということ。飛距離への欲、乗せることへの欲、寄せることへの欲——これが抑えられない限り、Par4のスコアは安定しません。

「ボギーオン2パット」を最低ラインにする|目標設定の転換

Par4でのスコアメイクの基本戦略は、「ボギーオン2パット=ボギー(+1)を最低ライン」 にすることです。

ボギーオンとは、3打目でグリーンに乗せること。そこから2パットでホールアウトすれば 5打=ボギー になります。

Par4のスコア別影響:

Par4での結果打数スコアへの影響
バーディ3打-1(理想)
パー4打±0(上出来)
ボギー5打+1(許容範囲)
ダブルボギー6打+2(要改善)
トリプル以上7打以上+3以上(致命的)

Par4 全 10〜11ホールでボギーが取れれば、Par4だけで 10〜11オーバー。Par3/Par5でパーが取れれば、合計スコアは 10〜11オーバー(82〜83打) になる計算です。

「ボギーは許容範囲」と自分に言い聞かせることで、焦りがなくなる → ショットが安定 → 結果としてパーも増える という好循環が生まれます。

これが2024年に編集記事で書いた 「ボギー設計」 の核心です。Par4はボギーゴルファーの主戦場なのです。

ボギーオン2パットを習慣化する『4つの設計』

276ラウンドの失敗から導いた、Par4でボギーオン2パットを習慣化する4つの設計を共有します。

設計①|ティーショットは「FW・UT」を選択肢に持つ

OBゾーンが左右どちらかに迫っているホールでは、迷わず番手を落とす。ドライバーの飛距離より「フェアウェイにあること」のほうが価値が高い からです。

私のフェアウェイキープ率は、ドライバーで体感6〜7割、3W・UTで体感8〜9割。20ヤード短くなっても、フェアウェイから打てる方が 次の選択肢が圧倒的に増えます

「全Par4でドライバー」をやめるだけで、ティーショット起因の大叩きは半分以下に減ります。

設計②|セカンドは「グリーンセンター」狙いを徹底する

ピンを直接狙うのではなく、グリーンセンターを狙う

特に残り150〜160ヤード以上で、ピンが端に切られている時は、ピン狙いはハイリスク。中央狙いなら、外しても2パット圏内に止まる可能性が高い。

「乗せる」より「乗せやすい場所に置く」が、ボギーオンの核心です。

設計③|残り160y以上は「レイアップ」を選ぶ勇気

レイアップとは、あえてグリーンに届かせず、アプローチしやすい距離・角度に置く戦略。

例えば残り180ヤードで、グリーン手前に池やバンカーがある場合、無理に届かせるより 手前70ヤードに置いて3打目で寄せる 方が、結果的にスコアが良くなります。

プロでも状況に応じてレイアップを選びます。アマチュアが使っていけない理由はありません

設計④|アプローチは「乗せる」だけ意識する

グリーン周りからのアプローチで、「ピンに寄せたい」気持ちが強いほど、ザックリ・トップが増えます。

私のルール:「とりあえずグリーンに乗せる」だけ意識。ピンから10メートル離れても、グリーン上なら2パットでボギー(5打)。これがPar4の最低ラインを守る最大の保険です。

寄せワン(パー)はおまけ。狙わない方が結果的に寄ります。

「ボギーが当たり前」になった瞬間、パーが取れるようになる逆説

スクール時代に、Aプロから言われた言葉を今でも思い出します。

「ボギーは恥ずかしくないですよ。大事なのはダブルボギー以上を打たないこと」

当時の私は半信半疑でしたが、Par4でボギーが当たり前になってきた頃から、スコアが安定し始めました。

そして不思議な現象が起きます。「ボギーが当たり前」になると、次第にパーが取れるようになる

理由は明確です:

  • ボギー意識のショットは 力みが少ない
  • 力みが少ないと 方向性が安定
  • 結果としてグリーンに乗る確率が上がる
  • 1パットも増えてパーが取れる

Par4でダブルボギー以上を 1ラウンド2回以内 に抑えられれば、それだけで80台後半のスコアが見えます。3個減るだけで -3〜-6 打の改善 という計算です。

ベストスコア76打を出した2025年9月のラウンドでも、Par4のダブルボギー以上は 0個 でした。「ボギー設計」が、80台前半・70台への扉を開きます。

まとめ|52歳サラリーマンがPar4で80台を安定させる5箇条

276ラウンドの分析と4つの設計から見えた、「Par4で80台を安定させる5箇条」をまとめます。

  • 「Par4は18ホールの6割」と認識する:ここが主戦場・スコアの8割が決まる
  • 失点パターンは3つだけ(OB/乗せすぎ/アプローチ失敗)と覚える:原因が分かれば対策も明確
  • 「ボギーオン2パット=5打」を最低ラインにする:パー狙いを捨てる勇気が好循環を生む
  • 危険ホールではドライバーを使わない:FW・UTでフェアウェイキープを最優先
  • アプローチは「ピン狙い」を捨てて「乗せるだけ」に集中する:ザックリ・トップを物理的に防ぐ

22年・276ラウンドが私に教えてくれたのは、Par4でボギーを「当たり前」と思えた瞬間、ゴルフが変わる ということ。

パーを目指して失敗するより、ボギーを確実に取って時々パーが転がり込む 方が、スコアはずっと良くなります。

そして50代サラリーマンには、この「割り切り」を実行する 判断力 があります。20代の頃の私には絶対できなかったマインドセット——50代だからこそできる、現実的なゴルフです。

Par4でボギーが当たり前になった瞬間、80台が当たり前になる。22年・276ラウンドが私に教えてくれた、最もシンプルな真実だ。


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